「アート思考」を身につけて、自分で答えを出す力をつける

著者末永幸歩
出版社名ダイヤモンド社
出版日2020/2/19
ページ数339p
13歳からのアート思考
総合評価
( 5 )
まなび

アートというか、世の中全体を見る視点が変わりました!!

目次

ざっくり、こんな本

まなび

アートの見方だけでなく、
ビジネス、学問、人生に対する考え方が学べる本。

こんな人にオススメ

  • 美術館に行っても、どう鑑賞していいのかわからずなんとなく空気を満足して帰宅する私のような方
  • 自分の視野を広げたい方
  • 発想力を磨きたい方

読んだきっかけ

近々美術館に行く予定があったのですが、
これまで毎度なんとなく「そこにいる」だけ、「眺めているだけ」で満足してしまい
場の空気だけ満喫しなんなら次の日には観た絵を忘れている・・・。(失礼)
そんな自分に嫌気と呆れを感じ行く度に少しずつ自分に自信を失っていました。

アートを心から楽しんで触れ合い、自分なりに考える力が欲しい!想像力を広げたい!
と思っていたところ本書と出会い、購入しました。

まなび

本書のおかげでまた一つ、自分が成長できた気がしています。

感想

今までの概念、思考がガラリと覆るような一冊でした。

「アートってこういうものだよね」
「美しいものが、芸術だ」
「なんだか奥が深そうな絵ですな・・・これがアート・・・。」

アート」というものに勝手に自分の概念を押し付けていたこと
一定の正解の中に、芸術があると思っていたこと
そんな私のお恥ずかしい思い込みを吹き飛ばしてくれました。
いかに自分が狭い視野で、世界で生きているかを実感いたしました。

まなび

心、視野を広く持ち生きていこうと思える本です。


素晴らしい作品とは?常識とは?リアルさとは?
見方とは?どこまでがアート?というかアートって何?

私がまさに「アート」に抱いていた数々の疑問点に多々触れてあり、スッと納得できる内容でした。

純粋にアートを楽しむ、想像する、理解するための方法がやさしく丁寧に解説されており
読み終えた頃には美術館に早く行きたくてたまらない気持ちになりました。

まなび

今までと違った視点でみるのが楽しみすぎる・・・!

学んだこと

「アート思考」とは、
自分だけのものの見方」で世界を見つめ
自分なりの答え」を出し
それによって「新たな問い」を生み出すもの

アートに正解、常識は存在しない。

自分の内側にあるものを大切に
自分なりの、自分だけの見方、考えで捉えていいのだと教わり
生き方を見つめ直すよいきっかけとなりました。

今まで何かにチャレンジしようとしたり、自分の意見を誰かに伝えたいと思った時

「周りに馬鹿にされるかも知れない」
「家族に反対されるかも知れない」
「私なんかの意見、間違っているかも」
「恥をかいたらどうしよう、間違いを指摘されたら?」

そんな思いが先立ってしまい、結局行動できなかったり、本心を言えなかったりと
後悔してきたことがたくさんありました。

人は誰しもが、自分の人生をデザインする「アーティスト」だということ。

これからは自分の軸をしっかり持ち
自分自身を最大限に、自由に表現できる「真のアーティスト」を目指して生きていこうと思います。

誰にでも描けるような普通の人生よりも、
「常識」や「他人の目」なんて気にせずに
自分の好きなように、自分軸で生きていく方が絶対に楽しいですもんな。

まなび

自己啓発本を読んだ気持ちになってます。

まとめ

芸術の見方を教わろうと思い立ち読み始めた本でしたが
ビジネス?哲学?自己啓発本を読んだかのような読了感でした。

アート思考を鍛えていくことで、
正解を見つける力→答えを作る力がついていく。

自分自身の問題、悩み、考えに自分で答えを出すことができる。

いやはや、美術鑑賞するのも良いが、
まず自分の人生をどうデザインしていくかが先決ではないか?
と感じたまなびでした。

もちろん、アートの見方も様々な作家の絵をピックアップし
「自分で考える力」を鍛えながら絵を読み解いていく方法が解説されており
とても参考になりました。

私はタロット占いが趣味なのですが、
絵柄をみる新たな視点が加わり、今までよりも読み解く力が上がったように感じます。
解釈の幅が広がりました。
人生、どこにヒントが落ちているかわからないものですね。
これだから読書は好きなんです。

気になる方は是非一読を。

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