作者 | 田尻望 |
出版社名 | かんき出版 |
出版日 | 2022年11月9日 |
ページ数 | 256p |
こんな人にオススメ
- サービスの価値の作り方を知りたい
- 高価格を作る方法を知りたい
- 仕事、人生に生きづらさを感じている
感想
今回選んだのは、この本。
きっかけは、物を売るというサービスにおいて大切なこと、本質を学びたかったからです。
私は今とあるビジネスを1から始め、サービスの提供を始めたのですが
成果の出ない日々が続き、どげんかせんといかんと考えていたときに本書と出会いました。
本書には読み、行動していけば誰でも仕事の生産性を上げることができる
時間術、思考法、スキルがわかりやすく書かれており
得られるものが多い一冊となりました
付加価値はニーズが源泉である
引用元 付加価値のつくり方:田尻望
価値とはお客さまが感じるものである
上記が、本書での付加価値の定義となります。
「どうすれば売れるのか?」ではなく
「なぜお客さまが買うのか?」に視点を置き
価値とは何か・どのように作り出していくのか・高価格で売る方法は?
これが知りたかった!というポイントを分かりやすく解説されていました。
・付加価値を作れないとどうなるのか?
そもそも価値を作れない→偶然作れても再現できない→再現できないから仕組みが作れない→
仕組みが作れないからシステムにできない→仕組みが作れないから自動化できない→
自動化できないから報酬が低い
見るだけで嫌になる、まさに負のサイクルですよね。
本書の内容を実践していけばこのサイクルからいち早く抜け出すことができると思います。
人が生きづらさを感じる本当の原因は、
時間を使って創造している付加価値が低いから。と著者は述べています。
確かに無駄なこと、遠回り、価値の低いことをしているから
時間が足りなく、日々追われている感覚になるのでしょうね。
いかに作業の時間を減らし、仕事の時間を増やしていくか?
作業=誰でもできる作業
仕事=自分にしかできないこと
自分にしかできないことを突き詰めることで、自分自身の価値を高めていく
顧客に対し価値の高いサービスを提供できるようになることで、自分の価値もどんどん上がっていく。
仕事に対するモチベーションも上げてくれる内容でした。
まとめ
読みやすく、一気に読了。
ビジネスの本質を知り、自分の課題を見つめるいいきっかけとなる本でした。
正直「キーエンス」企業は存じ上げない無知野郎ですが、
キーエンスがなぜ成功しているのか、思考法、戦略、取組み姿勢などもたくさん載っていたので
気になる方は是非一読を。
お客様に感謝、感動を与えられる人間になることを誓います。
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