どんな本?
本質的な「悩まないスキル」を学べる本
概要
作品名 | 悩まない人の考え方 |
著者 | 木下勝寿 |
出版社名 | ダイヤモンド社 |
出版年月 | 2024年9月 |
ページ数 | 323p |
ジャンル | 自己啓発 |
この本がおすすめな人
学んだこと
「思い通りにいかない」と「うまくいかない」の違い
「うまくいかない」=
目指すゴールに辿り着けない状態
「思い通りにいかない」=
予定していたルートでは
ゴールに辿り着けない状態
人はよく「うまくいかない」と嘆きがちだが、「うまくいかない」ケースはとても稀なこと。
問題の9割は思いどおりにいってないだけで、
やり方を変えれば、達成できることが多い。
ちょっとやそっとやっただけですぐ諦めるな。
ということを学びました。
ゴールは一つだとしても、
ゴールへの道は無限に存在している。
悩む人=諦めが早い(目的を変える)
諦めが悪い(手段を変えない)
悩まない人=切り替えがはやい
(手段を変える)
執念深い=(目的を変えない)
悩まない人の公式に当てはまる人間になるよう、精進します。
読書中、この歌の最後で胸を抉られた時を思い出しました。
ラストのセリフの破壊力を忘れない
お金を言い訳にしない
必要なのは、思考と行動。
「お金」だけで解決できることはない。
人は何かにつけ、お金を言い訳にしがち。
もっともらしい、納得できる1番の言い訳。
〇〇をしたいけど、□□がないのでできない。どうすれば□□が手に入るか?
目的は◯○のはずなのに、□□に目的が
すり替わっている時は注意。
引っ越しをしたいけど、
お金がないのでできない。
どうすればお金が手に入る?
英語を学びたいけど、スクールに入るお金がないのでできない。どうすればお金が手に入る?
ダイエットしたいけど、お金がなくてジムに通えない。どうすればお金が手に入る?
思い返してみると恥ずかしいほどに、
お金を言い訳に行動してこなかった
自分が浮き彫りに。
ジムなんて通わんくとも、
ウォーキングしとれと。
スクール通わんくとも、本ぐらい買えるし、
単語覚えるくらいはできるだろうと。
引越しは正直お金が第一な気がしますが
他はお金を言い訳にしているだけでした。
お金、言い訳にするのやめます
「悩みの解決に時間がかかる」は思い込み
1時間もあれば、大体答えを出せる。
いつまでも解決しないのは、考えることをずるずる先延ばしにしているから。
先延ばしにするほどに、新しい悩みも増えて雪だるま式に大きくなっていく。
解決不可能になっていく。
毎日が憂鬱になる。
悩んでいるふりをやめて、考えること。
悩みについて、考える時間をあらかじめ決める。
「悩んでいる自分」に甘んじて行動しない理由を作っているだけではないかとの指摘が
特に刺さりました。
このままではいけない。
とわかっていても行動しない自分に天誅。
悩みについて、じっくり考える日時をタイマーセットする。1時間本気で考えれば、答えは出る。
悩んでいるふり、やめます
まとめ
人は変わろうと思えば、
その瞬間から変われることを学びました。
要は考える時間が少なすぎること。
頭を使わなすぎ問題。
「うまくいかない」は自分の思い込みでしかなく、「お金がないからできない」ことも思い込みであり、「悩みが解決するのには時間がかかる」も思い込み。
全て、自分を正当化するための言い訳でしかない。
耳が痛くなる内容でしたが、自分の悩みを向き合う良いきっかけになりました。
日々いろんな悩みに苛まれている方に、ぜひおすすめな一冊です。
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