著者 | 細谷功 |
出版社名 | 東洋経済 |
出版日 | 2023/9/27 |
ページ数 | 192p |
一言で言うと、どんな本?
一生役立つ「頭の使い方」がわかる本!
こんな方におすすめ
- 人と会話が噛み合わないことがある
- 物事の伝え方を学びたい
- 「具体」と「抽象」を使いこなして日々に活かしたい
読んだきっかけ
ときどき相手と話が噛み合わなかったり、自分ではうまく伝えたつもりが
思うように受け取ってもらえていなかったりと、コミュニケーションに悩むことがよくありました。
それを本書で解決することができるのではないか?と思ったことと
一生役立つ内容、とのことで早いうちに知っておきたいと感じたこと
そして何より
「13歳から鍛える」という簡単そうなワードと、いかにも読みやすそうな表紙に惹かれて購入しました!
13歳も読んだかもしれないのに、
20歳超えても知らないのは大変だ!
ページ数は短めですがポイントはしっかり抑えてあり、かつ面白い内容だったので
ものたりさも感じずあっという間に読了し、読み終わったあとには少し賢くなれた気分でございます。
仕事、プライベートでも本書を意識しつつコミュニケーションを
とるようになったよ。
感想
コミュニケーション、伝達力の皆無さに悩んでいましたが、
なぜ今まで思うようなコミュニケーションが取れなかったのか理解でき
根本の問題に気づかせてくれた内容でした。
抽象化が上手くなるほどに、人への説明の仕方、伝え方がメキメキ上がっていくとのことで
勉強すること、学ぶことへのモチベーションが上がりました。
抽象的=懐中電灯(ぼんやり全体を照らす)
具体的=レーザーポインタ(範囲を絞り、的を突く)
のようなイメージで上手く切り替えながら伝えること。
一見なんだか当たり前のことのように感じましたが、
改めて指摘されると今まで抽象的に伝えるか、具体的に伝えようか?と深く考えたことはなく
ぼんやり、なんとなく感覚で人とコミュニケーションをとっていました。
本書ではそもそも具体と抽象とは何か?から
それらを普段の生活
勉強やコミュニケーション、夢や目標の達成計画時への活かし方
具体的・抽象的を使い分ける方法、注意点などが
イラストも多めでわかりやすく解説されているので
IQ低い私でもところどころ躓きながらですが、おおよそ理解することができました。
本書を読んでからの変化
自分が話をする時にどうやったら認識のズレなく伝わるか心がけるようになり、
また人の話を聞くときも、相手の言葉の奥にあるもの、相手が本当に伝えたいことはなんだろう?と
言葉の本質に意識を向けるようになりました。
もともと会話のテンポがゆっくりなのですが、
更にのろりとしています。許してほしい。
言葉というものは本当に奥が深い・・・。
使いこなせるよう、精進いたします。
最近は日常の身の回りのものを
どれだけ具体的に考えられるかゲームを
脳内でひっそりやるのにハマっています。
まとめ
読了後には、世の中のあらゆるものに「具体」と「抽象」が使い分けられていることに気づき
一つ違う視点から物事を捉えられるようになったことで
以前より楽しく、日々を過ごせるようになりました。
これからもっと「具体」と「抽象」を使いこなせるように日々心がけ
人間レベルを上げていこうと思います。
同じような悩みを抱えている方、ぜひお勧めいたします。
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