ほっこり泣ける、ヒューマン映画 7番房の奇跡 感想

作品名7番房の奇跡
放送年2013年
キャストパク・シネ、リュ・スンリョン、カル・ソウォン
視聴方法アマゾンプライム(2024年5月)
視聴時間2時間7分
*2024年5月時点の情報です。最新の配信状況は、サイトにてご確認ください。
7番房の奇跡
総合評価
( 5 )
まなび

満点です。人と人のつながりの大切さを学べました。

目次

オススメポイント

  • 嫌われ者から始まり、確固たる友情が芽生える過程
  • 観てて微笑ましい囚人おじさんたちのほっこりエピソード
  • 障害者に焦点を当てた、メッセージ性の強いストーリー

あらすじ

知的年齢が6歳の父親ヨング(リュ・スンリョン)と、
しっかりものの6歳の娘イェスン(カル・ソウォン)は二人仲良く幸せな暮らしを送っていた。
ところがある日、ヨングは女児に性的暴行、殺人の容疑をかけられ、逮捕されてしまう。
訳の分からぬまま突然刑務所に送られたヨングは、
娘のイェスンに会えなくなりつらい毎日を送っていた・・・。

感想(序盤ネタバレあり、致命的なネタバレはなし)

泣きました。3箇所くらい。

主人公が罪を犯していないことを知っている視点で
物語の成り行きを見守ることになるもどかしさ。やりきれなさ。悔しさ・・・。
(ヨングは、やってないんだってばよ!!)と心で何度も叫びながら観てました。

でも、物語が進んでいくにつれて少しずつ
ヨングを信頼し、絆が深まっていく過程が好きすぎて、
観ちゃうんですよね。これが、冤罪中毒・・・(変態

女児に性的暴行+殺害の容疑をかけられ、逮捕されたヨングは、
監獄の中で囚人達、看守からも「おいおい見かけによらずとんでもねえクソだなお前」
とドン引きされ、はじめ手酷い扱いを受けます。

それはもうボッコボコ。可哀想すぎた、、痛々しいシーンが続きます。

まなび

監獄の中で最初にボッコボコにされるシーンをよく観ますが、
リアルもあんな感じなのでしょうか・・・。
洗礼というやつ・・・?怖い・・・。



それでも、心の優しいヨング(リュ・スンリョン)は
誰かが危険な目に遭っていたら、自分がどうなろうとも構わず助けようとするまっすぐな人。

そんなヨングの人間性に惹かれ、監獄の中の人物達と徐々に絆が生まれて
仲良くなっていく過程が微笑ましく、観ているこっちが嬉しい。
やりとりもコミカルで面白いです。笑

はじめ、性的暴行、殺害した。との事実を信じて疑わなかったおじさん達ですが
いつしか、ヨングが犯罪を犯したとは誰も信じなくなっていきます。

そして、なんとかヨングの助けになることはできないか、無罪にすることはできないか
あれこれ考え、行動に移すシーンも素敵でした。

とあるシーンです。こんなに仲良くなるなんて
当初からは想像もつかない。なんて微笑ましい。

引用元:TCエンタテイメント

正直韓ドラ=顔面拝み

がデフォルト目的の私ですが、コンセプトにガッチリ心を掴まれ、すぐ見入ってしまいました。
おじさんだらけだけど、
それぞれ個性豊かな愛せるキャラばかりで、
このメンバーのやり取りをずっと眺めていたい・・・。
と思うほどに、全員好きになりました。

まなび

眼球保養はイケメンだけではないのだと学ぶ。
今まですみませんでした。

引用元:TCエンタテイメント

物語はイェスンの子供時代、
大人になった時代でのエピソードが交互に展開されていきます。

子供時代がベースになるので、登場シーンは長くはありませんが
イェスンの大人の姿を演じるのは
パク・シネ様です。お美しい。
10年前の作品なのに現在とビジュアルが変わらない。時止まってる??




たった一人の存在が周りを巻き込み、大きなことを成し遂げる。

人付き合いが苦手で、面倒くさがりの私ですが、
こういうストーリーを見ているともう少し人と関わってみようかな。とか
一人一人との出会いを大切にしようと思えるので、好きです。

まなび

たった一人との出会いで、人生が変わる可能性ありますからね。

「ショーサンクの空に」「ビッグマウス」をどこか思い出すシチュエーションでした。
全然内容は違うけれど。

キャストの中でも、特に
父親役のリュ・スリョン氏の演技がすごいよかった。

障害者独特の仕草、会話のテンポ、表情など
細かく演じられており、ヨングそのもの。
よりストーリーにのめり込め、感情移入しながらみてました。

まとめ

冤罪モノは心苦しい場面、やりきれない場面、もどかしい場面がたくさんあって、
毎度途中見るのが辛くなるのですが
それでも観てしまう。

そしてどんどん警察を嫌いになる笑

たった一人との出会いでも、大きく人生が変わることがあること
たった一人の存在が、大きく周りを変えるきっかけとなること
本気で相手と向き合えば、本当の仲間を見つけることができること

「人生」を歩んでいく上で、大切なことを学べました。

一人を極めていないで、
もう少し人と関わる機会を持ち、輪を広げてみようと思える作品でした。

切なさを感じながらも、ほっこりと心温まる映画です。
是非ご覧あれ。

素敵なドラマをコマウォ。

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