タイトル | 誘拐の日 |
話数 | 全12話 |
放送年 | 2023年 |
視聴方法 | アマゾンプライム(2024年2月) |
ジャンル | サスペンス |
演出・脚本 | パク・ユヨン・キム・ジェヨン |
原作はこちら。
ざっくりあらすじ
とある理由から、ある女の子を誘拐をすることになったミョンジュン(ユン・ゲサン)
実行の日、誘拐する予定だった女の子ロヒ(チョン・ユナ)が
ミョンジュンが走らせていた車の前に突然飛び出してくる。
怪我ははなかったものの気絶してしまったロヒを目の前に
焦ったミョンジュンはそのままロヒを連れ帰る。
目覚めたロヒが記憶を失っていたことから
ミョンジュンは咄嗟に自分が父親だと嘘を吐き、ロヒと共同生活を始める。
だが、天才の頭脳を持ったロヒは疑惑を持ち始め・・・。
感想(微ネタバレ有)
ハマりすぎて、3日引きこもって完走。
サスペンス要素とコメディのバランスがちょうど良く、飽きずに最後まで楽しくみれました。
タイトルが「誘拐」だったので、勝手にダークなお話を想像していましたが
誘拐犯がちょっと?抜けてて小心者のおっちゃん、ミョンジュン
誘拐された子、ロヒが天才児という設定。
わりとすぐ誘拐されていることにあっさり気づくロヒと
あわあわしちゃうミョンジュン。
元々お嬢様キャラなのですぐさま立場逆転笑
生意気なロヒと、ミョンジュンのやりとりがほほえましくて、ほっこり。
ミョンジュンが賞味期限の切れた小麦粉でチヂミを作るシーンがあるのですが、ロヒがそれを「不快な白チヂミ」呼ばわりしたところで吹き出してしまいました。
ロヒが記憶を取り戻すにつれ、ロヒを渦巻く危険、陰謀が明らかになっていき
ある目的のために、しばらく一緒に行動することになった二人ですが
世間から見たら誘拐犯の極悪人だけど、誰よりもロヒのことを大切に思い、守ろうとするミョンジュンと
ツンツンツンツンしながらも徐々に心を開いていくロヒ様。
段々と打ち解けて、家族のように絆が深まっていく展開も丁寧な描写でよかったです。
時折見せるレアなロヒ様のデレシーンは必見!!
人体実験、殺人、冤罪など重めのテーマを扱いながらも、コミカルなドラマに仕上がっていました。
物語の終盤
ロヒにとって「誘拐の日」はどういう存在になったのか
彼女の口から明かされます。
ロヒ様が「私にとって、誘拐の日とは〜」
と語り出した時に
お〜!タイトル回収した〜!!って一人で感動してました
ここでまた、ホロリ。
まとめ
正直申し上げますと面食いな私、当初お目当てのキャストがおらず
あなたへのオススメに執拗に表示されるも、長い間スルーしておりました。すみません。
時間にゆとりができたことから
あまり期待せずみはじめたドラマでしたが(失礼)
1話からテンポ良く進んでいき、退屈を感じる瞬間もなく
「え、どうなるの!?」と次々観ていたら3日で完走してました。
人は見かけによらないと言いますが、
ドラマも見かけで判断してはいけないと反省しました。
私の普段のドラマ選択の基準は、基本キャストです(小声
内容ももちろん面白かったのですが、
中でもロヒ役、チョン・ユナちゃんの演技が素晴らしく、さらに物語に没入感を与えてくれました。
いつも大人びているロヒ様が
とある理由で子供らしく感情のままに泣き出すシーンがあるのですが
ワタクシ、部屋で一人もらい泣き。(私は流石に大人泣きです)
時折見せる子供らしさとのバランスが絶妙です。
「あ!今回こそもうあかん、終わりだ〜!!」とか、
「こいつ、ムカつくなー!!」となる展開も多々ありましたが、
この二人ならきっと乗り越えられるだろうなという確信から
安心して観れる、心温まるドラマでした。
素敵なドラマをコマウォ。
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